月の夜に降る雪

――詞華集 日々の営みの中で さまざまにうつろう 心模様です――
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園丁より

あなたは誰ですか?

あなたは誰ですか? わたしの詩を百年後に読んでいるあなたは。
このゆたかな春から、あなたにただ一本の花も贈れず、あの金色の雲のひとかけらもあげられません。
ドアをあけ、外を見て下さい。
あなたの花咲きにおう庭の中から、百年の昔に消えた花々の、香り高い思い出を集めて下さい。
あなたの胸のよろこびの中に、ある春の日の朝歌われた生きるよろこびの歌が、百年の年月を越え、たのしげな声で送られてくるのを感じるでしょう。


     タゴール 著
     藤原 定 訳

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