月の夜に降る雪

――詞華集 日々の営みの中で さまざまにうつろう 心模様です――
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心のひきこもり

もう誰にも二度と心を許さない

この痛手は耐えかねた

もう誰にも二度と心を許さない


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現実

夜の電車の中で、
ふと窓に映る自分を見てはいけない。

年が露骨に出ている顔に、愕然とするから。

本当はそんなに老け込んではいないかもしれない。
人と話しているときは、表情もついているのだから。

でも電車に映る顔は年が出すぎていて、
醜く映る。


2ヶ月

あの子に会わず、話もしない2ヶ月が過ぎた。

そんなことはこれまでもあった。
半年一年会わないような年もあった。
でもこの世界のどこかにはいた。

電話をすれば声を聞けるような気がするけど、
家に行けばそこにいるような気がするけど、
どこにもいない。

あんなに笑ってた子だったのに、
あんなに友達がたくさんいて、
あんなに遊びまわって、旅行も行って、
人に好かれて、みんなの輪の中にいて、
病気や死からあんなにほど遠いところにいたのに。

どうしてこんな子が、こんなに早くに、
この世のどこにもいないなんてことになってるんだろう。

そんな話は世の中のあちこちに転がってて、
特別なことでもなんでもないけれど、
わたしにとってはありえないこと。

もう会えないなんて、
会いたいと思っても会えないなんて、
声を聞けないなんて、
いつか声の記憶も薄れていくなんて、
わたしが年をとっても、
いつまでも写真のままの笑顔だなんて。


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