月の夜に降る雪

――詞華集 日々の営みの中で さまざまにうつろう 心模様です――
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今朝、夢を見ていた。

わたしが祖母に何か言ったら、祖母が反論していた。

こういう夢は、起きてから何か穴が空いたような気分になる。
もういない、もう会えない人が出てくる夢。

父の夢を見ることもある。

――どうか夫や妹のこういう夢は見なくてすみますように。


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アニバーサリー

今日はわたしにとってアニバーサリー。
だからって、何かいいことがあるわけでもない。

何かいいことを起こそうと準備するわけでもない。

昔は先を見やると果てがかすんで見えたけど、
今は後ろを振り返ると始まりがかすんで見えるほど。

行く末より来し方のほうが長くなって、
夢よりも思い出ばかりが心を占める。


新年のご挨拶

そういえばいつも、年のはじめには、
年のはじめを意識したものを用意していたと思い出す。

新しい太陽に照らされたまっさらなときも、
ほかのすべてが新しくても、どうしても自分は闇を見ているときも、
どちらのときもあったけれど。

今年は何も感じない。

わたしは今、期間限定のゆるやかな時を過ごしていて、
それはきっともう少し続く。
許された期限までは、ほかの心配事も現実にならずに済むだろう。
――未来は何ひとつ予測できないものだとしても。

だから何も感じない。

わたしは今、時の外に半分出ているから。

クリスマスも、新年も、わたしの脇をすり抜けてゆく。

否応なくわずかな仕事はしなければならないけれど、
完全に時の外に出ることはできないけれど、

古い年も新しい年も、わたしをかすめて通り過ぎる。


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